1つしかないゲームを自分も使いたい!順番にシェアして使うスキルは集団生活する上で非常に大切。
ABAを使用して順番に使うことを教えていきましょう。
【一緒に使う 指導のステップ】
貸し借りをしながら一緒に使うことを教える指導のステップは以下の通りです。
Step1 ルール説明
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Step2 モデリング
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Step3 プライミング
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Step4 強化
うまくいかなかったら? 消去
【Step 1】ルール説明
「ゆみちゃんが先。けんくんが後。5分で交代だよ。」など、すべき行動を予め伝えましょう。お子さんが理解できるような言葉を選びましょう。
【Step 2】モデリング
「座って待つ」など適切な行動をやって見せましょう。
どのような行動をすれば良いのか、セラピストがその行動をしてお子さんに見せましょう。
【Step 3】 プライミング 課題予告
「あと1分で交代だよ」など、適宜声をかけましょう。ゲームを待っている側のお子さんにも、辞める側のお子さんにも、カウントダウンになります。
【Step 4】強化
時間が来たら約束通りに時間が来たらゲームを渡します。ゲームができることが待てた行動に対する強化になります。現在使用しているお子さんがもっとやりたいと言っても交代させます。
【うまくいかなかったら】消去
約束の5分待てずゲーム機を奪い取ろうとしてそれをブロックします。無理矢理奪う行動はさせません。
【まとめ】シェアして使う
1つしかないゲームを交互に使う例を使用し、シェアをして使うスキルの指導方法を解説しました。
ABAスクールTogetherでは、日本語でABAセラピストの国際資格の取得を目指すことができます。ご受講お待ちしております。
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