シェイピングは、お子さんにスキルを教える際に使用する効果的な指導法です。
目標とする行動に徐々に近づけていきます。
シェイピングにおいては目標に近い行動をした時のみを強化し、そうでない行動を強化しないことによって行動を変化させていきます。
例えば、ひらがなの「あ」という文字を綺麗に書けるようになるという行動を設定したとします。
現在かけている字はぐちゃぐちゃで読めません。
同じようなぐちゃぐちゃの文字を書いたときには強化せず、少し読める文字をかけたときは強化します。
少し読める文字が書けるようになったら、同じよう少し読める文字を書いたときには強化せず、かなり読める文字をかけたときのみ強化します。
かなり読める文字が書けるようになったら、同じようなかまり読める文字を書いたときには強化せず、綺麗な文字をかけたときのみ強化します。
このような強化と消去を繰り返すことにより綺麗な文字を書けるようになっていくのです
まとめ
お子さんにスキルを教える際に使用する効果的なテクニックであるシェイピングについて解説いたしました。ABAスクールTogetherでは、行動の原理・ABAの理論を広く学び、ABA国際資格であるABATの取得を目指すことができます。是非私たちと一緒に学んでみてください。
参考文献
応用行動分析学 – 2013/5/30ジョン・O・クーパー (著), ティモシー・E・ヘロン (著), ウイリアム・L・ヒューワード (著), 中野 良顯 (翻訳)
The ABA Visual Language: Applied Behavior Analysis– 2017/5/1 Makoto Shibutani
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