応用行動分析による育児支援
ABAペアレント
トレーナー養成講座
エビデンスに基づく家族支援
「切れ目のない支援」の実現のために
「もしかしたら発達障害かもしれない」
落ち着きがない・コミュニケーションが苦手などから、育児に悩みを持つ親御さんが増えています。しかし「どこに相談しても適切なアドバイスをもらえない」「どう子供に接したら良いのかわからない」など解決の糸口を見つけられず時間だけが過ぎてしまっている状態のご家庭も多くあります。
発達障害者支援法において強調されてる「家族支援の重要性」を受け、厚生労働省の「発達障害児者及び家族等支援事業」において、ペアレントトレーニングの推進が行われています。厚生労働省 調査研究事業としてペアレントトレーニング基本プラットフォームが作成されており、日本発達障害ネットワーク(JDDnet)が実施主体となり「ペアレント・トレーニング実践ガイドブック」が発行されました。
ABAスクールTogetherが提供するABAペアレントトレーナー養成講座はこのガイドブックに基づき設計されており、「実施者の専門性」を身につけ、「基本プラットホーム」を満たすペアレントトレーニングを提供出来る支援者を育成します。是非ペアレントトレーナーとなり、エビデンスに基づく支援をしていきましょう。
引用:ペアレント・トレーニング実践ガイドブック 一般社団法人 日本発達障害ネットワーク JDDnet 事業委員会
実力がつく!実践力がつく!
養成講座の3つのポイント
POINT 1
自分も体験
支援者であるあなたにも、参加者としてペアレントトレーニングを受講していただきます。参加者として参加することで躓きやすいポイントを理解できます。
POINT 2
プロの講師
ABAスクールTogetherは、ABAセラピストの国際資格であるABAT®︎のコース認定を受けているABA教育のプロフェッショナルです。
POINT 3
スライドを提供
ABAスクールTogetherで実施しているペアレントトレーニングのスライドを全てパワーポイントで提供します。養成講座を修了された方はそのスライドを使用しその日からペアレントトレーニングを開始していただけます。
ペアレントトレーニングで身につけたい
コアエレメント
コアエレメントはペアレントトレーニングで参加者さんに身につけていただきたい6つのポイントです。「理解する」だけでなく「出来る」ようになっていただくよう指導していきます。
エレメント1
子どもの良いところ探し&ほめる
子どもの良い行動に注目します。行動の後に子どもにとってプラスの状況( ほめたり、子どもの好む活動を用意したり)をもたらすことができるように練習します。子どもの特性に応じたほめ方やかかわりを学びます。
エレメント2
子どもの行動の3つのタイプわけ
子どもの行動を、「好ましい行動」、「好ましくない行動」、「許しがたい行動」の3 つに分け、好ましい行動には「ほめる」対応を、「好ましくない行動」には、計画的な無視や環境調整、指示の工夫を行うことを学びます。
エレメント3
行動理解(ABC分析)
子どもの行動を、「好ましい行動」、「好ましくない行動」、「許しがたい行動」の3 つに分け、好ましい行動には「ほめる」対応を、「好ましくない行動」には、計画的な無視や環境調整、指示の工夫を行うことを学びます。
エレメント4
環境調整 (行動が起きる前の工夫)
子どもの周囲の環境( 人や物) を整え、子どもが適応的な行動をしやすくなるための工夫を考えます。「行動理解」の「A:行動の前のきっかけ」にあたります。子どもの特性にあわせて、刺激となるよなものを減らしたり、見てわかりやすいスケジュールやルールなどを提示したりします。
エレメント5
子どもが達成しやすい指示
子どもへの声かけやかかわり方の工夫を考えます。適切な行動を子どもに促すときは、まず苛立ちや怒りといった否定的な感情を抑えおだやかに( C : C a l m )、子どもの近くに行き( C : C l o s e )、落ち着いた静かな声で( Q : Q u i e t )、子どもにわかりやすい指示を行います。子どもがしてほしいことを少しでもしようとしたとき、したときにほめることが大切です。
エレメント6
子どもの不適切な行動への対応
子どもの良くない行動に注目しすぎず、子どもの行動を客観的に観察し、落ち着いて対処できるようになることを目指します。「好ましくない行動」に対して、「計画的な無視( ほめるために待つ)」を行い、少しでも好ましい行動がみられたらほめるようにします。子どもが適切な行動ができるよう、環境調整を含めた「指示」の工夫を行うこともあります。不適切な行動への対応は、かえって子どもの不適切な行動を増やしてしまうこともあるため、「ほめる」ことをベースにしたかかわりが定着していることが前提となります。
ペアレントトレーナー養成講座
受講の流れ
Step 1
参加者としてペアレントトレーニングを受ける
人に指導する際には、その内容を理解している必要があります。支援者になるために、まずは受講者としてペアレントトレーニングを受講しましょう。ABAスクールTogetherではオンラインでペアレントトレーニングを受講することができます。
講義1 「発達の気になる子どもとペアレント・トレーニング」
講義2 「子どもの行動観察と3 つのタイプ分け」
講義3 「子どもの行動のしくみを理解しよう①」
講義4 「子どもの行動のしくみを理解しよう②」
講義5 「環境調整とスペシャルタイム」
講義6 「子どもが達成しやすい指示を出そう」
講義7「待ってからほめよう」
●1講義 60分
●毎回簡単な宿題が出ます(提出していただきます)
●疑問点はメールで質問できます
●YouTubeで配信されるので、いつでもどこでも、ご自身のペースで取り組んでいただけます
●完了された後でも引き続き視聴いただけます
●本講座で使用したパワーポイントスライドを提供します。そのままご自身が実施するペアレントトレーニングでご使用ください
Step 2
理論を理解する
ペアレントトレーニングはABA応用行動分析の理論が使用されています。ペアレントトレーニング自体では「強化」「消去」「分化強化」など専門用語は使用しませんが、支援する側の人間はそれらの理論を理解している必要があります。ペアレントトレーナーが知っておきたい理論を解説します。
またペアレント・トレーニング実践ガイドブックに記載がある基本プラットフォームの解説行い、実際に何を注意してペアレントトレーニングを実施すべきかを説明します。
●20時間
●提出課題あり
●疑問点はメールで質問できます
●YouTubeで配信されるので、いつでもどこでも、ご自身のペースで取り組んでいただけます
●完了された後でも引き続き視聴いただけます
●講義で使用したパワーポイントを資料として配布します
Step 3
認定テスト
googleフォームを使用し、認定テストを行います。合格されましたら「ABAセラピスト研究会認定 ABAペアレントトレーナー」として認定いたします。
●試験問題 50問
●時間制限2時間
●7割以上で合格
●5回まで受験可能
●テキストを見ながら回答可能
●認定テスト対策講座を事前にお送りします
●合格されましたら「ABAペアレントトレーナー認定証」をお送りします
●お名前をABAセラピスト研究会ホームページに記載させていただきます(希望者のみ)
●永年資格であり資格の更新は必要ありません
ABAの2つの資格の比較
ABAペアレント
トレーナー
●親御さんに対して指導します
●お子さんには直接接しません
●厚生労働省 調査研究事業 ペアレントトレーニング基本プラットフォームにおけるペアレント・トレーニング実践ガイドブックで、ペアレントトレーナーは「実施者の専門性」を持つことが推奨されています。よって親御さんの指導を担当する方は学ぶことが推奨されます。本講座はこの要件を満たしており、認定試験合格者はABAペアレントトレーナーとして認定されます。
●行政や福祉事業所において、保護者相談を担当される方が多く受講されています。
合格までの学習時間の目安:約40時間
49,800円(+税)
どちらも背景となるABAの理論は同じです。
どのような業務を担当されているか、どの程度高い専門性を身につけたいと考えているかで目指す資格を選ばれたら良いと考えます。
お申し込み
●本日から開始いただけます
●YouTubeで配信されるので、いつでもどこでも、ご自身のペースで取り組んでいただけます
●疑問点はメールで質問できます
●ペアレントトレーニング終了後も講義は引き続き視聴いただけます
●講義は講座完了された後でも引き続きずっと視聴いただけます
●49,800円(+税)
●10名申込みで10%引き、20名申込みで20%引きになります。